スイス日記 2008




スイス日記 2008

2008年夏、スイスから発信した滞在日記。
YouYou&Chucowの「定年からの海外ロングステイ」シリーズ。

滞在先の予約
2008年夏スイスで滞在する計画に取りかかったのは、前年2007年10月頃から。今回は、2002年6〜7月に続き2回目。

いささか気が早いが、6年前の2002年7月には思いとおりのヤドが確保できなかった記憶があり、早めの準備になった。

今回はパリ中心にフランスに約3週間滞在した後、スイスに移り、3週間滞在したいと考えている。

ロングステイというほどの期間ではないものの、滞在費の高いパリ・スイスでの合計6週間のホテル住まいは、費用だけでなく、食事でも洋食ばかりではつらい。

ということから、今回は初めから自炊のできるところに選択を絞り、スイスの仲介業者も、2002年に世話になったグリンデルワルトの日本語観光案内所に決めていた。
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パリからジュネーブへ

7月31日、パリリヨン駅12時58分発のローザンヌ行きTGVに乗った。列車の番線はこのボードに遅くとも出発の20分前に表示され、その時入線することが多い。時には早く入る時もあり、今日は定時の40分前に入った。


                 リヨン駅の雑踏。


乗車したTGV。ロンドン行きのユーロスタの時と異なり、このTGVはスイス入国の国際列車だが、発車前の出国、入国チェックが一切なかった。国境越えの時、担当官が列車に乗り込んでくると聞いていた。スイスの国境駅で警察官3名が乗り込んできたが、示威行進のごとく車内を通り抜けただけで終わった。ユーロ圏一体を如実に実感。


今回はスーツケースを持参してのTGVの旅。安心のためにチェンキーでガード。


座席は発車時には満席となった。


ローザンヌに到着、駅で見た帰郷の兵士。制式銃を手に、一般車両に同乗し移動中の兵士も見た。周りの市民に違和感は見られない。スイスは国民皆兵。いざという時は、自宅に保管した銃を担いで出兵すると聞いているが、国防が国民の中に溶け込んでいる感じ。


ローザンヌ駅のスロープ。これはスーツケースを持っての移動のとき助かる。もっとも、今日はジュネーブへの乗り換えは隣のホームだったのでスロープを利用しなかった。ジュネーブへは快速列車を利用。


ジュネーブに着き、正面出口の前のホテルに投宿。ホテルベルニナ、3つ星、良さそうなホテルだが、無線ランが部屋ではできず、ロビーならできるという話、大丈夫かなと思いつつ、ブログを入力しているところ。


レマン湖。明日は遊覧船に乗るつもり。


ジュネーブ駅。意外に殺風景。駅の周辺も、商店、歩いている人々の彩り、いずれをとってもパリより国際的な感じ。「ジュネーブはスイスではない」を実感。夕食はホテル近くの中華を食べたが、美味かった。
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レマン湖遊覧と旧市街散歩
<曇りのち雨、17,000歩>
今日はシャモニーモンブランへ行き、エギーユデュミディに上がることも選択肢の一つだったが、体調を考慮しおとなしくジュネーブ観光にした。天気も良くなく、結果としてそれは正解だったようだ。



午前中はレマン湖の遊覧船に乗ることにして、時間待ちで湖畔を散歩中。ホルンでジャズを吹いていた。驚くべき肺活量と技量に驚いた。



水浴中の人々。水に手をつけると、冷たい。カナダのロッキーでも驚いたが、白人種の方々は寒さに強い。



                水は澄んでいる。



小型の遊覧船。事前にアドバイスを頂いたが、結局お手軽な乗りっぱなしの遊覧船、スイスボートに乗った。1時間強で14Frs.しおりには日本語も。



        船上風景。東洋人らしいのは我々2人だけ。



                 新市街。



               人魚の像。



右の白い家はアイゼンハワー、レーガン米大統領も会議の時泊まったいう家。



           白いビル群は国連施設。



午後はInfoからオーディオガイド(日本語)を借りて、旧市街を散歩。10Frs+デポジット50Frs、証明書類はいらなかった。結論を言うと、道探しに疲れて全体の6割程度でギブアップ。勘のいい、元気な人にお勧め。



ジャンジャック・ルソーについては、chucowが高校1年の時翻訳もので最初に読んだ「社会契約説」に絡んで思い入れがある。パリではパンテオンで彼の棺にまみえた。ジュネーブでは彼の生家を訪問できる。その前にルソー島に寄った。ここには銅像だけである。



            市街地、二連バス。



            旧市街への坂道



ルソーの生家。今は博物館になっている。オーデオガイド(日本語)を借りて回ったが、簡単すぎてちょっとお粗末。期待が大きかっただけに、誠に残念。しかし、chucowとしてはひとコース終えた感じ。



             サン・ピエール大聖堂。



            サン・ピエール大聖堂、湖上から。

8月1日建国記念日らしい、催しには出会わなかった。Infoで聴くと、20時ごろかららしい。今日は雨模様で現在20時、まだ雨は残っている。結局、今から食事をして、1日を終えることになりそう。
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ゴールデンパス・パノラミックを経てグリンデルワルトへ
ガイドブックの解説などにひかれ、ジュネーブから、ゴールデンパス・パノラミック・ラインを経由して、グリンデルワルドに行く計画を立てていた。このラインを行くのなら、どうせのことなら、売り物の先頭車両の展望車(1等)の先頭席を占め、景色を堪能しようともくろんだ。


本来運転席となるべき場所を展望車にしている。席数は少ないので確保するのは難しいようだが、スイスの「日本語観光案内所」に依頼し、確保してもらった。

モントレイ〜ツバイジンメンが座席指定で、上の車両。



                 車内風景。



車内から観た景色。まるで車の運転席から撮ったような景観となる。



カメラの角度により、こんな景色も撮れる。



ツバイジンメン〜インターラーケンオストは座席指定席ではない。普通の1等車両。この日は空いていた。



インターラーケン手前のブリエンツ湖。インターラーケンオストから、グリンデルワルドに向かうユングフラウ鉄道に乗り換えたので、インターラーケン〜ルツェルンの様子は分からない。

乗ってみた感想としては、先頭車両は快適、スピードは箱根登山鉄道の如し、景観は比較的穏やかな山間、農村風景、スイスの雪をいただく高山を期待すると失望するかもしれない(雲のせいもあるかもしれない)。

氷河急行にも乗る予定なので、両者の違いを楽しみたい。



6年ぶりのグリンデルワルド。1週間借りる別荘のテラスから眺めた、雲に覆われたアイガー。別荘は素晴らしい。インターネットは無線ラン、一発で接続できた。スピードも満足すべきもの。その他、別荘のことは改めて書きます。



アイガーのふもとの別荘地帯。眺めているだけでも気持ちがいい。

やはりグリンデルワルトは涼しい。現在は23時40分、寒くなってきた。
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グリンデルワルトから「おはよう」


6年前と同じ、YouYouの声に起こされた。寝室の窓から見ると、アイガーが窓いっぱいに姿を見せている。6時半過ぎ。わずかに頂上付近に太陽が光を差し始めている。
寝室前のテラスの椅子に2人で腰をおろし、飽きずにアイガーと周囲の山容を眺めた。上の写真は7時前のアイガー、昨日の写真とほぼ同じ位置。この時間の山の写真は、あえてこの1枚だけとします。



別荘のテラス。椅子の後ろが寝室、右側の窓がリビング。午前中は洗濯と環境整備がまずやるべきことだそうだから、chucowも素直に従います。
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グリンデルワルトの朝9時

YouYouの洗濯が終わるまで、chucowはヒマである。朝、9時のアイガー周辺をアップさせていただく。



アイガーのふもとの村、別荘地帯。



瀬音が大きく響く眼下のリュチーネ川。その手前右の建物はメンリヒェンへのゴンドラ乗り場グルント。

昼から、足慣らしに乗ってみようということになった。昨日、ユングフラウ鉄道パスを購入済みなので、6日間乗り放題(195Frsだが、スイスパス割引がついて145Frs)。
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ユングフラウ三山を正面に見ながらハイキング
<晴れ、28,000歩>
YouYouの洗濯が終わり昼食後、別荘のすぐ下に見えるケーブルの乗り場から、ケーブルで一気に2,200mの高さに上がり、ユングフラウ三山(ユングフラウ、アイガー、メンヒ)を真正面に見ながらハイキングを楽しんだ。絶好の天気にも恵まれ、気分のいい半日だった。


別荘のすぐ下に見えるケーブル乗り場グルント。



ケーブルの終点メンリッヒエン駅周辺から見えるユングフラウ、その右の小さなまっ白い三角はシルバーホルン。このシルバーホルンは別荘からアイガーの右手に小さく見える。



左がアイガー、右がメンヒ。周辺にはたくさんの牛が放牧されていた。



左がヴェッターホルン、右がシュレックホルン。アイガーの左側に位置している。

右の建物がケーブルのメンリッヒェン駅。



                ヨーデルのサービス。



            フォルンと旗のサービス。



まず、目的地と反対方向にある正面に見えるコブのように見える頂きに向かった。実は6年前、「ちょっときつそうだね」と敬遠したのだが、今回はYouYouが積極的で、頂を征服。(ちょっとオーバーかな。)元の道に戻り、ユングフラウ三山に向かった。



行き先はユングフラウ鉄道駅のあるクライネシャイデック。標識を見て、ご覧のとおり、気が抜けた。chucowの理解では、わが同胞日本人客はほとんどユングフラウヨッホ行きで、ここにはあまり来ない。今日も一組だけ出会った。しかし、そうでもないのだろうと認識を改めた。

しかし、待てよ、そのうちにカタカナがアラビア文字に書き換えられそうな予感がするよ。

ジュネーブで驚いたが、グリンデルワルトとクライネシャイデックでも、また驚いた。イスラムの人たちだらけだった。それも、お金のありそうな美人が多い。ユングフラウヨッホへはますます行く気がなくなった。



アイガー(左)とメンヒを見ながら、のんびり歩く。道はおおむね平坦。小さなお子さんづれも多い。ベビーカーの人も見た。まさにシニア向き。chucowの友人Tさん、Fさんでも多分大丈夫だろう。



盛は過ぎただろうが、まだ、花は残っている。



目的地は近い。この写真はYouYouが撮影。



目的地クライネシャイデック。グリンデルワルト行き最終は18:33なので要注意。

ここのレストランで、6年前食べてうまかった「大きなソーセージ入りスープ」を注文。料理名は何と言うか知らないが、それで通じた。隣に座ったアメリカ人男女も、よほどYouYou&chucowがうまそうに食べていたのだろう。メニューを探しながら聞くので、注文した通りを教えてやった。彼らの席へも同じものが来た。
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花の咲くシーニゲプラッテ
<晴れ、11,000歩>
花畑があり、ユングフラウ三山などが別の角度で観れるというシーニゲプラッテを歩いた。



グリンデルワルトからユングフラウ鉄道でヴィルダースヴィルまで下り、かわいらしい登山鉄道に乗り換え、約50分で目的地シーニゲプラッテに行ける。車内風景。



車内から写した放牧風景。この景色は何か所も見られた。



前を行く登山電車。スイスの登山鉄道は乗客が多いと、少し離して連続して走らせる。とくに、ユングフラウヨッホ行き帰りの鉄道では頻繁に見る景色。



シーニゲプラッテに着いた。写した後で気がついたが、運転手は名物男らしく、パンフレットにも載っている。



同じく、名物駅員。キチンとポーズをとる。



三山、左から、アイガー、メンヒ、ユングフラウ。ここからだと、楽にひとコマに収まる。



上とほぼ同じ構図で、花を主体に撮った。



              コースの風景1。



            コースの風景2。



コースの風景3。パンフレットによれば、1時間半の比較的短いコースなのだが、急なアップ・ダウン、ガラ場があり、山の靴でないと危ない。痩せ形のシニア向き、chucowの友人Tさん、Fさんには荷が重いかもしれない。



帰り道、シーニゲプラッテ駅近くで、再びアイガー、メンヒ、ユングフラウにまみえた。

このコースは三山からある程度距離を置いており、また遮るものがないので、昨日のメンリヒェンからよりも、多くの山々が見える。しかし、的を絞るため、三山に絞り掲載した。
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雲中のフィルストを歩く
<曇り、20,000歩>
朝から曇り。予定では、007の映画の舞台になった円形レストランのあるシルトホルンだったが止めにして、何時でも引き返せる手軽なところに変更。



グリンデルワルトの町中から、ゴンドラに乗り、フィルストへ。写真はフィルスト。



周囲は雲の中。正面はシュレックホルン(多分)。



何処へ行っても、8月の花は見られる。6月から7月にかけて見られる花とは異なる。



またもや、牛。chu-cowの名前でご勘弁いただきたい。



歩き出したが、雲の中。これは予想通りで仕方がない。バッハアルプゼという池を目指す。道は広く足もとはいい。雲の中でも迷うことはない。散歩の範疇。



バッハアルプゼ。散歩と書いたが、結構きつかった。案内では歩50分だが、YouYou&Chucowの場合はどこを歩いても、5割増しを見る必要がありそう。加齢と写真撮影が、その原因。



素直に、フィルストへ引き返せばいいのに、ヴァルトシュピッツ(案内では平らで、歩50分)へ向かった。平というのは人によりずいぶん異なると実感。それでも、歩いているうちに徐々に明るくなり、それなりに楽しめた。上の写真は失敗作だが、ブログだからかえって好いだろうと採用。



ゴールのヴァルトシュピッツ真直の牛小屋。この先(写真では手前)、レストラン近くのポストバスの停留所に到着、1日3本しかないポストバスの14:40発に無事間に合った(結構マメに事前調査しているんですよ)。
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快晴のシルトホルン
<晴れ、11,000歩>
朝、山の靴を履こうとしたら、靴底がはがれているのに気がついた。もう片一方もはがれかかっている。身体も、持ち物もガタが来かかっているようだ。

日本語観光案内所に修理をしてくれそうな靴専門店を聞いたら、フィルストへのゴンドラ乗り場へ入る角の店を教えてくれた。出かける途中にその店に寄り頼んだら、やってみるという。1時間で出来るということだったが、夕方5時頃、取りによる寄ると約束し別れた。chucowはスニーカー着用。
この件の結末を書くと、夕方5時に寄ると出来ていた。おやじ曰く、古くなっているのでどうにか張り合わせたが、何時まで持つかわからない。料金を聞いたが、いらないという、どういっても受け取らない。仕方がないのでお礼を言って引き揚げたが、YouYouは買い替えるべきだという。どうしたものだろうね。

このケース、今の日本だとまず店に職人がいないので、どこかに送って見積もりが出てきて、値段にびっくりして、買い替え。というのが普通の展開だろう。

パリもそうだったが、小さな専門店が活きていける、必要とされるスイスが嬉しい。



「女王陛下の007」では悪役ブロフェルドの細菌研究所としてセット制作され、現在はレストランとして営業中。chucowの記憶では一面の雪景色で、スキーで急こう配地を追いつ追われつ、という画面があった。高度2,970m。ユングフラウヨッホに6年前に上がった時と似た軽いふわふわ感がある。

グリンデルワルトからは、電車、ロープウエイなど、5回乗り換え、待ち時間を含め2時間ほどかかった。料金はユングフラウパスの適用外であるミューレン、シルトホルン間のロープウエイだけだったが、往復で71.4Frs、スイスパス割引50%と、高い。天候を確認してから上がらないと、無駄足になる。それはユングフラウヨッホも同じ。

なお、ユングフラウヨッホは6年前行っており、今回はパスのつもり。



文字通り、360度の大展望。雲ひとつない快晴。

左から、アイガー、メンヒ、ユングフラウ。ここ数日、山に向かって、左側、正面、と見てきた。今日は右側から見ていることになるが、今までと山容が異なる。

特に、アイガーは鋭く見える、ユングフラウはごついし、トップが二つ見え、本当のトップは右らしい。メンリッヒェンから見えるトップは左のもの。シルバーホルンは三角の形が崩れて見える。

冗談を付け加えると、山も、人も同じ。見る位置、角度によって、異なって見える。



左から、ヴェッターホルン、アイガー、メンヒ。



ユングフラウのアップ。



左、ヴェッターホルン、右、シュレックホルン。



遠くの山容。



回転レストラン、ピッツグロリア。



レストランの内部。ジェームスボンドスパゲッティなど、妙なメニュもある。よくある観光地の名物。



賑やか。



この写真はRaeとChrisとの約束に寄り掲載。黒い犬はTeddy。

この陽気な2人とTeddyとは前日、フィルストで出会いがあり、偶然またSchilthornへのロープウエイで出会った。彼女たちは写真を撮った途中のビルグから下へ歩くという。

旅の無事を祈る。Good luck !



ミューレン。車が乗り入れない静かな町。正面はアイガー。



YouYouが帰りは異なる経路でと言いだし、ラウターブルネンからベンゲン、ロープウエイでメンリヒェン、またロープウエイでグルント、電車でグリンデルワルト、というすごい帰り方をした。上はベンゲン。静かな田舎町。



8/3、メンリヒェンを歩いた時、「コブのように見える頂きに向かった」と記したが、その頂はメンリヒェンの頂上で立派にGipfelと標識にのっている。ということで、”登頂”の価値を高めるため、再度掲載。お許しあれ。
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